EDの鍼灸治療に使用されるお灸の効果と種類

ED(勃起不全)の改善に効果的な鍼灸。

鍼やお灸は自然治癒力を引き出すことで、からだを整えます

効果や目的に違いがあり、組み合わせることで高い効果を得られます。

今回は鍼灸のお灸について綴らせていただきました。

そもそも鍼灸とは

伝統的な東洋医学の1つ。

ツボに鍼やお灸を施すことで、からだの持つ自然治癒力を引き出す療法です。

ツボとは経験の積み重ねにより、刺激を加えると効果の現れるポイントをいいます。

鍼とお灸は一緒に用いられることが多く、体調を整えるという意味では同じ働きですが、鍼はからだにワザと傷を付ける「侵害刺激」、お灸は「温熱刺激」と、からだへの影響が異なります。

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お灸について

艾(もぐさ)をツボに置いて燃やし、その温熱刺激でからだを整える療法です。

艾とはヨモギの葉を乾燥させて精製したものです。

精製された艾を指先で円錐状に形作り、先端に線香で火を点けて燃やします。

形作る際の大きさ、硬さの違いが、お灸の熱さに変化をもたらします。

そしてツボに熱刺激が加えると、ツボに対応した部分の血流が促進します。

お灸の種類

お灸は有痕灸と無痕灸の大きく2つに分かれます。

有痕灸(ゆうこんきゅう)

直接灸とも呼び、皮膚に乗せてお灸に火を付ける方法です。

小さな火傷痕が出来る程の熱をツボに加えることで、温熱効果を与えます。

熱いというよりは、チクっとした独特な感覚です。

艾(もぐさ)の「シネオール」という成分が浸透することで、消毒や鎮静作用なども期待できます。

しかしお灸痕を気にする方も増えた結果、直接灸を行う頻度は減少傾向にあります。

無痕灸(むこんきゅう)

間接灸とも呼び、台座などの上で艾(もぐさ)を燃やすため方法です。

皮膚とお灸の間に緩衝材があるため、火傷痕になりづらい特徴があります。

生姜のスライスやビワの葉を緩衝材に使用することもありますが、匂いや用意の手間から、最近ではあまり見かけなくなりました。

最近は薬局などで気軽に購入できる、千年灸が重宝されています。

千年灸とは

千年灸は円柱状に形作られたて艾(もぐさ)を台座の上で燃やすお灸です。

台座の中心に熱が通る穴が空いているため、ジワジワ暖かくなり、お灸痕も残りません。

初めての方でも安心・安全に取り扱うことのできるお灸です。

熱さや香りの種類も豊富で、セルフケアにもおすすめです。

『セルフケアにおすすめのツボはこちら

お灸は鍼と一緒に使うと効果倍増

鍼を施している周囲は血管が広り、熱を取り込み易い状態にあります。

そのため、ツボに鍼を施している最中にお灸を据えることで、より高い効果を期待できます

セルフでは届かない箇所、冷えが解消しづらい部位のある方は、鍼灸を是非ご検討ください。

この記事の著者

中島裕(Nakajima Yutaka)
中島裕(Nakajima Yutaka)
鍼灸は神経や血流障害から起こるEDに効果的です。

当院は完全予約制・入れ替え制でのご案内のため、他の方とバッティングの心配もなく、鍼灸以外の看板は掲げておりませんので周囲に知られることもありません。

「からだ本来の力で改善したい方」は是非お越しください。

施術料金

鍼灸:20,000円〜(税込)
詳細は以下ページをご参照ください。

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