EDの改善に重要な自律神経の働きと整え方
ED(勃起不全)に深く関係している自律神経。
自律神経は血流やホルモンバランスなど、さまざまな機能に関与しています。
そのため、ED改善には自律神経のバランスを整えることが重要です。
今回はそんな自律神経とEDの関係性、整え方について綴らせていただきました。
自律神経とは?
内臓や血管の働きを自動でコントロールする神経です。
代謝や体温調節など、からだの状態を常に監視・調整しています。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2種類の神経で構成され、双方がバランスを取り合うことで健康が保たれています。
交感神経
昼の神経とも呼ばれ、からだの活動時に優位になる神経です。
血圧を上げたり、アドレナリンを分泌することで、ストレスや緊急事態に対応できるようにしています。
副交感神経
夜の神経とも呼ばれ、リラックス時に優位に働く神経です。
血圧を下げたり、食べ物の消化・排泄を促すことで、からだを休息状態に導きます。
自律神経と勃起の関係
「勃起は副交感神経が優位」、反対に「射精は交感神経が優位」な状態で行われます。
副交感神経が優位な状態で血管が拡張するため、十分な勃起にはリラックス状態が欠かせません。
しかし交感神経へ上手に移行できないと、円滑な射精に繋がらなくなります。
そのため、自律神経のバランスを整えておくことは、性生活を営むうえで重要です。
自律神経が乱れる原因
睡眠不足や食生活、ストレスが主な原因です。
睡眠不足
睡眠は副交感神経を優位にして、からだを休める大切な時間です。
睡眠不足は自律神経の周期を狂わせることで、日中の眠気や疲労感につながります。
また、睡眠時は男性ホルモンの分泌も促進されるため、睡眠不足はEDのリスクを高めます。
食事
食事を摂るタイミングや食事内容も自律神経のバランスに影響を与えます。
カフェインやアルコールの過剰摂取は交感神経を刺激し、睡眠の質低下につながるため注意が必要です。
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ストレス
仕事でのストレス以外に、妊活や性行為のプレッシャーもストレス要因です。
ストレスは血流を悪化させて勃起を不十分にするだけでなく、心因性EDにもなり得ます。
一度、勃起の維持が不完全な経験をすると「また同じ状況になるかも」という予期不安に襲われ易く、悪循環に陥ってしまうため注意が必要です。
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自律神経を整える方法
生活習慣の見直しや鍼灸が効果的です。
生活習慣の見直し
睡眠や食事の見直しの他に、入浴がおすすめです。
入浴にはストレスホルモン(コルチゾル)を軽減し、幸福ホルモン(オキシトシン)の分泌を促す効果や、自律神経や血流改善の効果が期待できます。
シャワーではなく浴槽に浸かる習慣がとても大切になりますので、シャワー派の方は入浴の習慣化をご検討ください。
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鍼灸
鍼灸には自律神経の機能を回復する効果が期待できます。
自律神経の乱れは関与する臓器や血管に影響することで血流悪化につながり、ストレスホルモン「副腎皮質刺激ホルモン」の分泌過剰によりストレス状態を悪化させてしまいます。
鍼灸刺激は、自律神経やホルモンバランスを整えて、からだを適切な状態に調節する作用があるため、生活習慣の見直しに併せて取り入ることで、からだの状態を安定させることができます。
自律神経を整えて日々健康に
自律神経を整えることはEDの改善だけでなく、生活の質(QOL)の向上につながります。
そのため睡眠や食事、入浴などできる範囲から意識されることをおすすめします。
セルフケアでの改善が難しい場合には、自律神経を整えることに優れた鍼灸を是非ご検討ください。
この記事の著者

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鍼灸は神経や血流障害から起こるEDに効果的です。
当院は完全予約制・入れ替え制でのご案内のため、他の方とバッティングの心配もなく、鍼灸以外の看板は掲げておりませんので周囲に知られることもありません。
「からだ本来の力で改善したい方」は是非お越しください。
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