EDが加齢により悪化する理由と改善方法

加齢に伴い増加傾向のみられる「ED(陰萎)」

EDは加齢により血管や神経の働きが低下することで起こり易くなります

ED治療薬も効果的ですが、生活習慣の見直しや鍼灸も改善が期待できるためおすすめです。

今回はそんな「EDと加齢」について綴らせていただきました。

加齢によりEDが起こる理由

勃起には「脳の興奮を伝える神経の働き」と「陰茎(ペニス)への充分な血液供給」が必要です。

加齢に伴う動脈硬化や男性ホルモン(テストステロン)の減少が主な原因でEDになります。

また、生活習慣病(糖尿病)も血管や神経をボロボロにしてしまうためEDを悪化させます。

動脈硬化

高血圧や生活習慣病により、動脈は硬くなってしまいます。

動脈硬化は血流を悪化させて、必要量の血液を陰茎に届けられなくなることで勃起困難になります。

人体の中でも特に「陰茎の血管は細い」ため、動脈硬化の影響が最初に現れます。

また、高血圧の治療薬(降圧剤)などの副作用がEDの原因になることもありますので、薬の量や種類を確認することも大切です。

男性ホルモン(テストステロン)の減少

男性ホルモンは性欲や活力の源でもあり、20代をピークに年齢が上がるにつれて減少していきます。

テストステロンの減少は「活力の低下」や「精神的な不調」とも関連が深く、テストステロンの著しい低下は「LOH症候群」という病気にもつながります。

LOH症候群とは

テストステロンが減少することで起こる男性の更年期障害です。

男性ホルモンが減少することで、抑うつ感や倦怠感など、更年期障害の症状が現れます。

更年期障害の症状は、睡眠障害や血流悪化につながり、EDを更に悪化させるため放置は厳禁です。

若年層でもみられますが、40代を過ぎてから起こる確率が上がります。

泌尿器科やメンズヘルス外来で、症状と血液検査をすることで確認できます。

LOH症候群の治療方法

ホルモン補充療法が主な治療方法です。

投与の仕方は貼り薬や飲み薬など、さまざまです。

40代の男性で倦怠感や気分障害が続いている方は、1度検査されることをおすすめします。

EDの治療方法

バイアグラをはじめとしたED治療薬(PDE5阻害薬)が中心になります。

ED治療薬は血管を広げる作用により、勃起状態を維持する薬です。

『ED治療薬に関する詳細はこちら

また、EDの初期や症状が軽い場合には鍼灸も効果的です。

鍼灸の効果

鍼灸には血流や自律神経を整えることでホルモンバランスを安定させる効果が期待できます。

血流と自律神経が整うことで、自然治癒力が向上して、症状が回復しやすい状態になります。

鍼灸は副作用が少ないため、「泌尿器科の受診に抵抗感のある方」や「ED治療薬以外にも改善方法を探している方」におすすめです。

「からだ本来の持つ力を引き出す」ことで根本的に解決したい方は鍼灸をご検討ください。

EDが気になり始めたら

EDは加齢や生活習慣病をきっかけに、徐々に悪化していきます。

特に40代と50代は仕事上でのストレスも増えやすく、EDになりやすい年代です。

ED治療薬も効果的ですが、症状の軽い場合には鍼灸での改善も期待できます

泌尿器科の受診にハードルを感じる方は、鍼灸をご検討ください。

この記事の著者

中島裕(Nakajima Yutaka)
中島裕(Nakajima Yutaka)
鍼灸は神経や血流障害から起こるEDに効果的です。

当院は完全予約制・入れ替え制でのご案内のため、他の方とバッティングの心配もなく、鍼灸以外の看板は掲げておりませんので周囲に知られることもありません。

「からだ本来の力で改善したい方」は是非お越しください。

施術料金

鍼灸:20,000円〜(税込)
詳細は以下ページをご参照ください。

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